こんなお仕事してみたい! 仕事に対する価値観が変わる、傑作日常系ファンタジー。
もくじ
『世界のふしぎは、きっと誰かの仕事でできている。』より1編が朗読ドラマに。
『世界のふしぎは、きっと誰かの仕事でできている。』より「影縫い師」の朗読がwebラジオ、「大原さやか朗読ラジオ 月の音色~radio for your pleasure tomorrow~」で10月28日(月)に公開されました。
★番組についての詳細はこちらをご覧ください↓
ショートショートの名手が描く、すこし「ふしぎ」なお仕事短編集。
空がきれいな色をしていて、風が吹き、花が咲く……自分たちが当たり前に思っていることが、実は人知れず働く人たちの仕事があってこそ成り立つものだったとしたら? そんなすこし「ふしぎ」な仕事の世界を描いた本書は、ショートショートの名手、田丸雅智氏によるものです。
仕事の内容は細やかに描写されており、「本当にこんな仕事の数々で世界は成り立っているのかも!」と想像が膨らみます。仕事内容はユニークながらも現場で働く「その道のプロ」はとてもかっこよく、子どもたちが「仕事」に興味をもち、「仕事の楽しさ」を感じられるような内容になっています。
また、各話の主人公である子どもたちや若者が、仕事を体験することで一歩成長する姿は、読後にさわやかな感動を残します。
今回朗読されるのは「影縫い師」!
『世界のふしぎは、きっと誰かの仕事でできている。』には8編の短編が収録されています。どれもユニークな架空の職業がテーマになっていますが、今回ラジオで朗読されるのは、「影縫い師」です。
主人公のナホは、裁縫が好きな女の子。もうすぐ生まれる弟に会える日を心待ちにしています。そんなある日、お母さんの定期検診のためについていった病院で、「影縫い体験会のお知らせ」というチラシが貼られているのを見つけます。「生まれたばかりの赤ちゃんに影を縫う影縫い師の仕事を、あなたも体験してみませんか?」というふしぎな文面に興味をひかれたナホは、体験会に参加し、ベテランの「影縫い師」である鍋島さんに出会います。
「影」について、初めて知る事実に驚くナホですが、鍋島さんの話を聞き、実際に「影縫い」を体験することで、「影縫い師」の仕事の奥深さに心を動かされます。
驚きいっぱい、感動もいっぱいの「影縫い師」。ぜひ朗読ドラマを聞いてみてください!
商品の紹介
■書名:『世界のふしぎは、きっと誰かの仕事でできている。』
■著:田丸雅智
■絵:フルカワマモる
■発行:Gakken
■発売日:2024年7月18日
■定価:1,100円(税込)
【電子版】
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