【大学受験生おすすめ】移動中や眠い時に使える!「歌」で聴き流して覚える日本史・世界史・英単語!
MUSIC STUDY PROJECT『ボカロで覚える高校日本史』『ボカロで覚える高校世界史』『ボカロで覚える高校英単語』
もくじ
歌と動画で暗記できる、ベストセラーシリーズ。
日本史や世界史の用語や、英単語の暗記って、膨大すぎて、どうしたらいいのか悩むもの。「ちょっとでもスキマ時間を活用して、効率よく覚えたい!」と思っている諸君! この教材を知っているだろうか!?
「MUSIC STUDY PROJECT ボカロで覚える」シリーズである。
参考書にCDがついていて、暗記すべき内容が歌詞になっている歌で勉強できるのが特長だ。「クオリティがやばい」「これだとすんなり覚えられた!」とSNSやメディアで話題を呼び、2016年に中学版が発売して以来、50万部を超えるベストセラーとなっているシリーズなのだ。
全曲お試しで聴ける! ハイクオリティな動画がすごい!
「ボカロで覚える高校日本史」の全曲試聴はこちら
「ボカロで覚える高校世界史」の全曲試聴はこちら
「ボカロで覚える高校英単語」の全曲試聴はこちら
▲「ボカロで覚える高校」シリーズ36曲がざっとわかる全曲クロスフェード
歌にはミュージックビデオがついており、アプリを使って再生するか、専用サイトにログインすれば、映像と一緒に聴くことができる。スマホ1つあれば、移動中やちょっとした待ち時間、寝ころんでいるときにも使えるのがうれしい。
歴史の流れを一気につかむ+スキマ時間にすりこむ!
最大の暗記科目である、日本史と世界史について、さくっと活用法を紹介しよう。
「ボカロで覚える高校日本史」「ボカロで覚える高校世界史」の大きなメリットは3つ。
①教科書よりもあっという間に、流れをつかめる!
②「文化史」など、手が回りづらい分野や、特によく出る暗記セットを、スキマ時間に暗記できる!
③寝ない。テンションが上がる。
文化史のほかにも、例えば世界史なら東南アジア史など、なにかと後回しにしがちな分野も、勉強感覚ゼロでいち早くインプットできてしまうのが魅力だ。
また、徳川将軍15代一気覚え(家康・秀忠・家光・家綱…)や、中国歴代王朝の一気覚え(殷・周・東周・春秋・戦国・秦・前漢…)など、「ベース知識として呪文ふうに一気に覚えてしまうとめちゃ便利!」な内容を多く盛り込んでいる。
ただでさえ時間のない現役生や、最初は教科書でもハードルを感じてしまう人、高1・高2のうちから負担なく始めたい人にもおすすめだ。高校の内容をおさらいしたい大人の学び直しにも相性よし。曲がふつうにいい曲すぎるので、疲れているときにも負担感なく続けられるのがポイントだ。
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「英単語」は英単語・熟語・会話表現1500語を収録!
「ボカロで覚える高校英単語」では、センター試験、中堅私大、高校教科書、英検の過去問5年分を徹底分析し、本当に「出る」単語・熟語を厳選。英語が苦手な人や、手っ取り早く基礎がためをしてしまいたい人にもおすすめだ。
特長的なのが、「語源でまとめて覚える」「間違えやすい単語」「ゴロで覚える」など、いろいろな覚え方の曲があることだ。これを使うと、自分にはどのような覚え方がピッタリきそうかを試すことができる。
え、ハチさんの曲が!?英単語のボーナストラックに、あの「ドーナツホール」の英語カバー入り
「ボカロで覚える高校英単語」のCDには、ボーナストラックとして「Donut Hole」(「ドーナツホール」English ver.)が収録されている。「ドーナツホール」は、人気アーティストの米津玄師さんが「ハチ」名義で過去に制作した人気ボカロ曲で、ボカロ好きなら誰もが知っているはずの名曲。今回のカバー版は、海外屈指のボカロPであるCircusPが調声を担当している。ネイティブ感がはんぱなくかっこよすぎるので、ぜひ聴いてほしい。
まとめ
●参考書であることを忘れさせてくれるほどの、ハイクオリティな歌と動画。(←ボカロP陣の豪華さがすごい)
●移動中や眠い時に使うと、効果的。真面目な参考書や問題集とセットで使いたい。
●ふつうに暗記しようとすると覚えづらいものや、手が回りづらい部分が、歌で一気覚えできるのが、非常にお得。
長く大変な受験勉強。使える手法はなんでも使ってみるのが良し!定番の参考書ももちろん大事だが、こんな強力な助っ人教材も、ぜひ自分の勉強サポートに加えてみてはいかがだろうか。
『MUSIC STUDY PROJECT ボカロで覚える 高校日本史』
■編:学研プラス
■発行:学研プラス
■発売日:2019年2月22日
■価格:本体2,100円+税
購入はこちら
カバーイラスト:ちほ、マルミヤン
※「ボカロ」「VOCALOID(ボーカロイド)」はヤマハ株式会社の登録商標です。
『MUSIC STUDY PROJECT ボカロで覚える 高校世界史』
■編:学研プラス
■発行:学研プラス
■発売日:2019年2月22日
■価格:本体2,100円+税
購入はこちら
カバーイラスト:ちほ、マルミヤン
※「ボカロ」「VOCALOID(ボーカロイド)」はヤマハ株式会社の登録商標です。
『MUSIC STUDY PROJECT ボカロで覚える 高校英単語』
■編:学研プラス
■発行:学研プラス
■発売日:2019年2月22日
■価格:本体2,100円+税
購入はこちら
英語調声協力:CircusP
カバーイラスト:ちほ、マルミヤン
※「ボカロ」「VOCALOID(ボーカロイド)」はヤマハ株式会社の登録商標です。
「ボカロで覚える高校日本史」全曲試聴一覧
▶「ボカロで覚える高校日本史」全曲再生リスト
https://www.youtube.com/playlist?list=PLPCUPbpXSQ9jNH3BFkWWk97Ay9CfDhai4
●01【年代暗記】「アンキ厨はアンキ中 ~To the next ERA !~」/ みきとP
▲入試で出題されやすい「一揆5セット」や、トピックがまとまって起こっている年(1615年「大坂夏の陣」「武家諸法度」…など)といった、覚えておくとお得な年代と、各時代のキーになる年代が暗記できるように作られている。まずはこの曲で、日本史の全体像を把握しよう。
●02【旧石器~飛鳥時代】「日本誕生」/ out of service
▲この曲では、『漢書』地理誌、『後漢書』東夷伝といった歴史書や、古墳の形状など、実際の入試で出題度が高く、歌で覚えておくと役立つものを中心に扱っている。また、曲のラストでは、覚えておくと得点しやすい、遣隋使や遣唐使の代表的な人物も。古代分野の復習時にこの曲を聴いてみると、定着度が一気に増すはず。
●03【飛鳥~奈良時代】「律令国家クエスト」/ おにゅうP
▲奈良時代になると、人物名が一気に増え、律令制度や土地制度の変遷など、内容が堅苦しく、頭に入りづらいテーマも多数登場する。この曲では、そんな時代をドット絵のゲーム風の世界観に仕立て、とっつきやすく、明快な流れでまとめている。ゲームをプレイするような感覚で、ストレスを感じずに、要点をインプットだ。
●04【平安時代】「平安調子のってる」/ ピノキオピー
▲平安時代は、似たような人物名が多く、事件や人物の順序や組み合わせがあやふやになりがち。しかし、そこさえきちんと定着させていれば、得点しやすい分野とも言えるので、この曲を覚えておけば、かなりの得点が狙える。前半では平安遷都から藤原氏の栄華までを、後半では武士の台頭から平清盛の躍進の流れを、ストーリーのように分かりやすくユーモラスな歌詞で追っていく。
●05【鎌倉時代】「kura-kura 鎌倉!」/ ゆうゆ
▲この曲では、イケメン化した執権たちを中心に、鎌倉時代の覚えておくべき人物やキーワード押さえていく。加えて受験生にお役立ちなのは、入試頻出の鎌倉新仏教パートだ。6つの宗派それぞれの開祖や教義、著書をスムーズにインプットできるようになっており、着実な基礎力アップへと導いてくれる。
●06【室町~安土桃山時代】「SENGOKU LOOP MUSIC」/ EasyPop
▲この曲では、入試対策でも混乱しがちな、応仁の乱の中心人物の組み合わせをはじめ、織田信長や豊臣秀吉の時代の重要なキーワードが覚えられる。ダンスミュージックに合わせ、用語が耳に残りやすく作られているので、何度か聴くだけで、効率よく定着させることができる。
●07【江戸時代】「トクガ・ワールド」/ 和田たけあき(くらげP)
▲江戸時代の学習を進める上で、ベースの知識としてぜひインプットしておきたい徳川将軍15人の名前はもちろん、「老中」「大老」などの役職や、三大改革、鎖国のキーになる年代など、まぎらわしいがゆえに入試で出題されやすい江戸のポイントをおさえた1曲。入試の即戦力になるはずだ。
●08【江戸時代】「幕末Wars」/ デスおはぎ
▲たった15年間の幕末だが、目まぐるしく複雑に起こる事件の数の多さは、受験生にとって大きな課題だ。この曲では、用語の暗記だけでなく、混乱しやすい出来事の「順序」が自然に頭に入ってくるため、時系列の整理に役立てることができる。映像も一緒に視聴することで、よりいっそうイメージしやすくなる。
●09【明治時代】「近代化ドリームドリーマー」/ かいりきベア
▲明治時代は、政府の新体制、自由民権運動、条約改正、日清・日露戦争など、トピックも多岐にわたり、情報量の多さに受験生はパンクしがちだ。そんな分野こそ、リズムに乗せて耳でインプットすると、意外とすんなり頭に残るという実感が得られるだろう。下関条約など外交上の条約内容についても、動画で地図を見ながらインプットすることができるので、おすすめだ。
●10【テーマ史 歴代内閣】「歴代総理物語」/ トラボルタ
▲苦手な受験生も多い近現代を、「歴代内閣」を軸として整理した1曲。初代内閣総理大臣の伊藤博文からはじまり、平成時代の小泉純一郎までを扱い、各総理大臣の名前、代表的な政策や事件、そして動画では肖像画イラストや、解説などもセットで追っていく。歌ならではのお得ポイントとして、「いくやまいまいおやいかさかさ…」といったぐあいに、総理大臣の名前の頭文字を呪文のように一気覚えできるサビになっているのが特長だ。
●11【テーマ史 近現代 社会経済史】「時代のふしぎな骨董屋」/ 想太
▲メインの政治史は何とか頭に入れることができたとしても、社会経済史といったテーマに手がまわらない…という受験生も多いはず。この曲では、そんな受験生の悩みにこたえ、お金の変化や産業の変化、社会運動などを中心に、流れとキーワードを整理。かたい印象のあるテーマも、感情を動かす曲や動画とともに学ぶことで、イメージがガラッと変わるはずだ。
●12【テーマ史 文化史】「日本の文化まなびまSHOW!」/ れるりり
▲文化史は、つい後回しにしがちな分野だが、実は最も差がつきやすい分野と言える。なぜなら、仏像や絵画の名前など、丸暗記の量がそのまま点数に直結する分野だからだ。この曲では、飛鳥時代~江戸時代までの文化史を扱っており、呪文のように長い仏像の名前も、自然に楽しく覚えることができるようになっている。動画でビジュアルも確認しながら、目と耳で印象強くインプットしていくことができるので、スキマ時間の学習にもおすすめだ。
「ボカロで覚える高校世界史」全曲試聴一覧
▶「ボカロで覚える高校世界史」全曲再生リスト
https://www.youtube.com/playlist?list=PLPCUPbpXSQ9hBa6rFUa8-GVHzgtClfVVR
●01【人類の起源と文化の形成】「ヒストリック恋心」/ ナユタン星人
▲世界史学習の「基礎の基礎」としてとても大切なのが、古代・中世・近代・現代といったような「時代区分」、そしてヨーロッパ・東南アジア・アフリカなどの「地域区分」がどのエリアを指し、くわえてそのエリアにある主要な地名を頭に入れておくことだ。この曲では、人類の起源と文化について学習しながら、「時代区分」を「地域区分」の両方をインプットすることができる。
●02【オリエント世界とヘレニズム】「古代オリエント物語」/ トラボルタ
▲古代オリエント史は、はじめに各地域の名称を把握したら、つぎに諸民族の興亡をおさえることがなによりも大切だ。この曲では、諸民族が築いた王国が、いつどこで興ったのかを時系列順にインプットすることができる。オリエントと呼ばれる地域一帯は最終的にアレクサンドロスが東方遠征により、大帝国を築くことで勢力圏とした。帝国の成立から彼の死後のヘレニズム時代に至るまでは、古代史のなかでもとくに頻出の範囲であり、その時代を一気に学べるたいへんお得な1曲。
●03【古代ローマ史】「歩きスマホの道はローマに通ず」/ 家の裏でマンボウが死んでるP
▲古代ローマ史は、共和政の変質と都市国家ローマの版図拡大、そして帝政ローマの成立から東西分裂までを、まずは政治政体と為政者の変遷を軸にざっくりと把握していくのが定石。この曲では、亀にされ、古代ローマにタイムスリップしてしまった主人公の視点を借りることで、このローマのめまぐるしく変化する激動の政治史がストーリー調に記憶として刻まれるように工夫がされている。
●04【中国歴代王朝史】「起起落落」/ DATEKEN
▲中国史で受験生を悩ませるのは、覚えづらいうえにたいへん数の多い王朝名ではないだろうか。この曲では、サビで王朝の成立順に殷から清までを一気に駆け抜けるように暗記することができるようになっている。この曲で中国史の幹を作ってから、本で枝葉となる政治・社会・文化などの用語をインプットしていくと、定着度がはるかにアップするだろう。
●05【イスラーム世界】「イスラームワールド」/ トラボルタ
▲イスラーム史を学ぶ際には、①地域別にイスラーム王朝を整理し、成立順に覚えていくこと ②それぞれの王朝が信俸した宗派(スンナ派・シーア派)を覚えることが求められる。この①と②が、歌詞と映像によって無理なく覚えられる1曲。
●06【ヨーロッパ世界】「Tales of European Kingdoms」/ OSTER project
▲この曲では、375 年に端を発するゲルマン人の大移動から1648 年に終結した三十年戦争のウェストファリア条約が成立するまでのヨーロッパ世界を一気に学んでいく。この範囲のヨーロッパ史を理解していないことには、つづく近現代史で形成されていった世界の構造を把握することはできない。この曲では、次々に変わる時代や場面を、ミュージカル仕立てでつかみやすくしており、ヨーロッパ史の幹をスムーズに作ることができる。
●07【フランス革命とナポレオン時代】「Chaotic Love Revolution」/ ポリスピカデリー
▲フランス革命は出来事の順序や流れの理解を問う出題が多いため、年表で正確に流れを把握しておくことが得点率アップのコツだ。とはいえ、年表で細部まで正確に暗記するのは負担が大きいものだ。この曲では、フランス革命からナポレオン時代を詳細に扱っていく。年表では覚えられなかった出来事の順序も、曲と映像を駆使すれば、時系列にそって難なく覚えられるはずだ。
●08【欧米諸列強の世界分割】「Odotte Saite」/ とあ
▲この曲では、ウィーン体制の成立から帝国主義諸国による世界分割に至る流れをみていく。この範囲は、なんといっても国際関係が複雑だ。そうした複雑な国際関係を整理するためには、軍事同盟にまつわる友好と敵対の構図をきちんとおさえていく必要があるが、歌詞と映像を駆使すれば、無理なくインプットできるはずだ。入試頻出の自由主義とナショナリズムの台頭を問う出題にもしっかり対応できる力が身につく1曲。
●09【二度の世界大戦と戦後史】「銃声の交響曲」/ 40mP
▲二度の世界大戦と戦間期、そして戦後史は入試世界史のなかでもとくに出題の多い範囲といえる。ここを得意にすることで、世界史の得点力がかなり上がるため、かけた時間に対する効率が良い範囲だ。この曲は10分超の大作になっており、第一次世界大戦・第二次世界大戦・冷戦に至る出来事をかなり詳細に扱っているので、この1曲をマスターすれば、相当な得点力が身についたことになる。
●10【入試超頻出地域史】「スパイラル・ヒストリー・ワルツ」/ ガルナ(オワタP)
▲この曲では、インド史・東南アジア史・アフリカ史を一気にまとめて覚えていく。ここで取り上げる地域史は、入試頻出地域であるにも関わらず、受験生の対策が疎かになりがちで、それゆえ苦手とする人が多く、したがって「合否を分ける範囲」になる。この曲をマスターしていれば、かならず入試で点に結びつつくだろう。地図問題の出題も多い範囲なので、曲だけでなく、本に掲載された地図も活用することで「地理」も頭に入れておきたい。
●11【文化史】「VOYAGE! -世界時空旅行-」/ ELECTROCUTICA
▲文化史は用語を知っているか否かでほとんど勝敗が決してしまう。文化史は対策に費やした時間がそのままダイレクトに点数になるため、たいへんオイシイなはずなのだが、対策を後回しにしてしまい結果手が回らなくなってしまう受験生が毎年後をたたない。この曲では、文化史の最頻出用語を網羅的に扱っているため、この曲が口ずさめるくらいまで定着すれば、相当な得点力が身についている。ぜひ、後回しにせず、早期に取り組んでほしい。
●12【世界史英雄列伝】「ビバハピ 世界史ver.」/ Mitchie M
▲この曲では、世界史に名を残す英雄たちの人物列伝を一挙に紹介している。ここで取り上げた16人の英雄は入試でもよく出題される人物だ。参考書本誌に掲載された彼らの事績をしっかりとおさえておくことで、空所補充・正誤問題をはじめとしたさまざまな出題で正解を得ることができるようになるだろう。
「ボカロで覚える高校英単語」全曲試聴一覧
▶「ボカロで覚える高校英単語」全曲再生リスト(ボーナストラックを除く)
https://www.youtube.com/playlist?list=PLPCUPbpXSQ9j_fK7bif5AyvIzazaCBwRu
●01【入試に出るベスト53語】「Mellow Intensity」/ ぬゆり
▲過去の大学入試問題を徹底分析し、最新の入試傾向を反映した単語のデータベースをもとに、その中でも厳選した53語を扱っている1曲。まずはこの曲に登場する単語を確実に覚え、基礎固めをしよう。
●02【得点アップの重要50語】「Selected!」/ ポリスピカデリー
▲トラック01に引き続き、入試に頻出の重要英単語をマスターするための曲。この曲の歌詞は、英単語とその訳語を順に示していくシンプルなつくりになっており、聴くだけで単語とその意味を自然にインプットできるようになっている。加えて、参考書本誌に掲載されている例文を見ながら、それぞれの単語がどのように使われるのかも確認すると、単語力をより強力なものにすることができる。
●03【語源でまとめて覚える】「en-courage」/ ゆうゆ
▲dislike「嫌う」→dis「否定、反対」+like「好む」のように、英単語はいくつかの語源パーツに分解することができる。このパーツの意味を覚えれば、同じパーツを持つ単語をまとめて効率的に覚えることができ、さらに知らない単語に出会っても、パーツに分解することでその意味をある程度予測できるようになる。
●04【間違えやすい単語】「awesomeとawfulを間違えた街。その文脈」/ 家の裏でマンボウが死んでるP
▲多くの受験生を悩ませるのが、つづりは似ているが意味が違う、または日本語での概念は似ているがそれを表す英単語がまったく違う、そんな「間違えやすい単語」の使い分けだ。この曲では、間違えやすい単語の違いを、歌詞と映像でわかりやすくまとめている。
●05【多義語】「SAVE TIME, SAVE YOU」/ tilt-six
▲複数の意味を持つ「多義語」を覚えるには、それらの意味をただ機械的に暗記するのではなく、それぞれの意味でよく使われるフレーズの形で覚えると効果的だ。つまりletter「手紙、文字」と暗記するのではなく、send a letter「手紙を送る」/ capital letter「大文字」のように、フレーズで覚えるのだ。この曲は、よく使われる多義語フレーズが歌詞になっており、映像で意味も確認しながら視聴すると、みるみる覚えることができるだろう。
●06【副詞】「詠と英知(A to H)」/ sasakure.UK
▲この曲では、入試頻出の重要な副詞を学習することができる。副詞の知識が増えると、英文の読解・聴解がぐっとしやすくなる。また、副詞を使いこなせるかどうかが英語表現力の大きな肝にもなる。入試に必要な副詞の数は、実はそれほど多くない。この曲を活用して、一気に覚えてしまおう。
●07【動詞の熟語】「Grow Up」/ 八王子P
▲take、getなどの基本動詞+前置詞の形で表される「動詞の熟語(句動詞)」は、つかみどころがなく、多くの受験生にとってなかなか覚えづらいものだ。句動詞を学習するには、機械的に意味を丸暗記するのではなく、動詞と前置詞の「中核的な意味(コア)」に着目することがポイント。この曲では、句動詞を基本動詞ごとのまとまりで収録しており、映像や参考書本誌を通してコアも学習できるようになっているので、ぜひ活用してほしい。
●08【得点アップの熟語】「Face to Face」/ とあ
▲この曲では、よく使われる熟語や慣用表現をまとめている。このような熟語や慣用表現は、入試で問われることはもちろん、日常生活でも頻繁に使われる。熟語・慣用表現とその意味をシンプルに歌詞に落とし込んでいるので、手軽かつ自然に熟語の知識を広げることができる1曲。
●09【ゴロで覚える】「陽キャラ⇔陰キャラ物語」/ mathru@かにみそP
▲「ゴロ合わせ」という手法は、英単語学習では昔から使われてきた。多くの受験生が、一度は試した経験があるはずだ。リズムに合った秀逸なゴロで、クスっと笑いながら覚えれば、定着度は抜群。英語の苦手意識がある受験生は、ぜひこういった面白い手法を突破口にしてみてほしい。
●10【長文読解あるあるテーマ】「TVショーは言っていた」/ カラスヤサボウ
▲入試の長文読解で登場する単語は、比較的レベルが高く専門的なものも多いが、環境問題・経済・技術革新など、特に扱われやすいテーマがいくつかある。この曲では、長文問題で出題されやすいテーマの背景知識を、かたさを感じない歌詞で追っていき、代表的な単語をみるみるインプットすることができる。
●11【入試によく出る会話表現】「Who’s Calling?」/ TOKOTOKO
▲単語や熟語に加えて、会話表現の知識も入試では毎年問われるところ。また、こういった便利な定型表現を覚えておくと、日常英会話のレベルもぐっとアップする。この曲では、あいさつ・電話・励ます表現など、シーン別に会話表現を学習することができるようになっている。
●12【英文法の総復習】「ECHO ~Special Version~」/ Crusher-P
▲英語を学習していくうえで、単語力と両輪をなす重要要素が文法知識だ。文法は、リスニング・リーディングからスピーキング・ライティングまで、英語すべての技能の基礎となる。今回、人気英語ボカロ曲「ECHO」に新たな歌詞パートが書き加えられ、曲のミステリアスな世界観はそのままに、中学~高校レベルの一通りの重要英文法が登場する歌詞になっている。不定詞や動名詞、関係代名詞や間接疑問、分詞構文、仮定法過去完了など、さまざまな文法が登場するので、文法の総復習にぜひ活用してみてほしい。
●ボーナストラック「Donut Hole」(「ドーナツホール」English ver.)/ ハチ
購入者のみ聴けるボーナストラック。