『ラーメンがすきすぎて』サトシンさん絵本ライブ開催レポート&インタビュー

『ラーメンがすきすぎて』『おすしがすきすぎて』

更新日 2025.02.21
公開日 2025.02.17
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 抱腹絶倒の絵本『ラーメンがすきすぎて』や、代表作『うんこ!』『わたしはあかねこ』『おかあさんだもの』「おてて絵本」でおなじみの、絵本作家サトシンさんによる親子のための絵本ライブが、福島県・会津若松市のTSUTAYA BOOKSTORE AIZUにて開催されました。イベントには会津各地から多くの親子、絵本ファンが訪れ、大盛況! 歌あり、笑いありの読み聞かせ会。絵本の魅力をたっぷり味わう時間となりました。

▲会場には会津各地から、多くの親子、絵本ファンが訪れた

▲マイク片手に楽しいトークを繰り広げるサトシンさん

▲読み聞かせボランティアが飛び入り参加! サトシンさんとの掛け合い読みで会場を沸かせた:「サトシンさんにつっこんでもらって幸せでした。学童の子どもたちにもサインと写真を自慢したいと思います」

▲売り場には、サトシンさんの人気絵本が大集合

▲イベント終了後にはサイン会も。ひとりひとり似顔絵を描いてファンと交流:「貴重で楽しい思い出になりました。サインは家宝にします!」

▲TSUTAYA BOOKSTORE AIZUの児童書担当・渡辺さん(左)とイベント担当・斎藤さん(右):「すごく盛り上がり、ここまでいいイベントにできたのはサトシンさんとGakken担当編集さんのおかげです! ほんとに素晴らしいイベントでした。ありがとうございました!」

 サトシンさんは、新潟在住の絵本作家。保育園、幼稚園、小中学校、大学、図書館、行政など、呼ばれれば全国各地どこへでも出向き、講演・イベントで絵本を読み語っています。本イベントもそんななか、Gakkenの担当編集の地元・会津をたびたび訪問していることがきっかけで実現しました。子どもたちや育児にかかわる大人とのふれあいを大切にしているサトシンさんに、その想いを伺いました。

サトシンさん 特別インタビュー

◆絵本は生で読んでもらったり、想いを伝えたりすることが大事

 絵本はやっぱり生で読んでもらったり、作家の想いを伝えたりすることが大事。なもんで、絵本を作り始めた当初から、書店や図書館を訪問し読む機会を作ろうと意識はしていたんです。それがだんだん、各地の方から声がかかるようになっていき、今では全国各地で年間200本以上講演する生活になっています。

◆講演活動のなかで、会津美里町の園長先生と意気投合

 なかでも、会津美里町の認定こども園ひかりは、何度も訪れている園。園の先生がどこかで自分の講演を見てくれ、園で呼びたいと天笠園長(通称・あまちゃん園長)に猛プッシュしてくれたことがきっかけで、園ライブや保育研修など頻繁に呼ばれるようになったんです。2014年頃からかな。あまちゃん園長は地域や子どものことを第一に考えられる熱いお方。そんなことからすっかり意気投合し、今や保育業界でもいちばん信頼している人のおひとりとなっています。ほかにも会津若松市の會津稽古堂・会津図書館に研修会や講演会で呼んでもらったり、プライベートでも飲みに行ったり、ラーメン食べに行ったり、なにかとご縁が深い会津なんです。自分は福島県のお隣の新潟県在住でもありますし。

◆何かと愛着のある会津。いつか書店イベントをやりたかった

 そんな会津ではありますが、Gakkenで『おすしがすきすぎて』『ラーメンがすきすぎて』を出すことになったとき、担当編集さんも会津出身ということが判明。「そうでしたか!」ということで、昨年は認定こども園ひかりの保育研修でも、担当編集さんと一緒に絵本の面白さと大切さを語るトークイベントをやったりしていたんです。いつか会津の書店イベントもやりたいですね~てなことを話していたら、今年ついにTSUTAYA BOOKSTORE AIZUでの絵本ライブが実現した次第です。

◆イベントは超満員。絵本の楽しさを体感してもらえた

 イベントには、ほんとにたくさんの親子さん、絵本好きさんが来てくれました。前日の夕方にはラジオ福島にも出演させてもらったんですけど、それを聴いてきたという方もおられたり、かつての図書館、こども園講演参加の方たちが来てくれたり。ライブ開始1時間くらい前からお客さんが集まってくれて、始まったら超満員。駐車場に入れずイベントに間に合わなかったという方もいました。子どもも大人も巻き込んでのコール&レスポンスは大盛り上がり。読み聞かせボランティアさんを引っ張り出しての掛け合い読みも面白かったですね。さらに、歌ったり、絵本に込めた想いを語ったり。絵本の楽しさを十分に味わってもらえたんじゃないかなと思います。

◆会津の図書館を訪問。司書さんに会うのも喜びのひとつ

 今回は合間に、会津美里町や会津若松市の図書館も、担当編集さんと訪問したんです。 会津美里町図書館では拙著を、会津若松市の会津図書館ではサイン色紙を飾ってくれてました。しかも、会津美里町図書館オススメ絵本の第1位が『うんこ!』ってありがたや。会津図書館は講演以来何度もお邪魔してますが、講演を企画、アテンドしてくれた司書さんとはタイミング合わずなかなか会えなかったんです。それが今回再会できたのもヨカッタ。「来期また予算つくって呼びます!」「マジすね!」とお顔拝見し語り合えたのもヨカッタ。そんなこんなでさらに絆が強くなった会津、ええぞ~! またぜひとも呼んでアモ~レ!

▲会津美里町の認定こども園ひかりを訪問

▲認定こども園ひかりの天笠園長先生(通称・あまちゃん園長)と

▲あまちゃん園長が主催する「コツコツの会」。1月25日(土)は幼小連携がテーマで、全国から幼児教育・小学校教育の専門家も参加するという人気の研修会

▲「コツコツの会」に飛び入り参加し、急遽、絵本ライブ

▲同じく「コツコツの会」に参加したGakkenの担当編集

▲会津美里町図書館の司書さんとパチリ

▲「オレの本を飾ってくれとる~!」

▲会津若松市の会津図書館の司書さん大集合!

▲会津図書館で、以前イベントを企画してくれた司書さんとパチリ

▲1月24日(金)にインタビューしてくれたラジオ福島の山地美紗子アナウンサー:「ユーモアたっぷりで子どもたちに人気なのがわかります」

サトシンさんのGakkenの著書紹介

■『ラーメンがすきすぎて』

 ラーメンが大好きなぼく。朝からラーメンが食べたいと思うけど、そんなの無理とママ。だけどぼくは、ついラーメンのダジャレを言っちゃうし、デートはラーメン屋さんで、将来の夢はもちろんラーメン屋さん! ラーメンが好きすぎるぼくの爆笑妄想ストーリー。

詳しい絵本の内容はこちら

『おすしがすきすぎて』

 おすしが大好きなぼく。朝からおすしが食べたいと思うけど、そんなの無理とママ。だけどぼくは、ついついおすしのダジャレを言っちゃうし、魚を見ればおすしを思い浮かべるし、将来の夢はもちろんすし職人! おすしが好きすぎるぼくの爆笑妄想ストーリー。

■プロフィール

サトシンさん

 1962年、新潟県生まれ。絵本作家。『うんこ! 』で第1回リブロ絵本大賞、第3回MOE絵本屋さん大賞ほか受賞。他に『でんせつのきょだいあんまんをはこべ』『わたしはあかねこ』『ラーメンがすきすぎて』『おすしがすきすぎて』などがある。東海大学、大垣女子短期大学客員教授。日本全国で公演する絵本ライブが人気を博している。

商品の紹介

書名:『ラーメンがすきすぎて』
■作:サトシン
■絵:田中六大
■発行:Gakken
■発売日:2023年11月16日
■定価:1,650円(税込)

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『おすしがすきすぎて』書影

■書名:『おすしがすきすぎて』 
■作:サトシン
■絵:田中六大 

■発行:学研プラス
■発売日:2021年10月14日
■定価:1,430円(税込)

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